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久光製薬 皮膚科領域 Web Seminar のご案内

久光製薬 皮膚科領域 Web Seminar

【日時】:2023年1月24日(火)19:00 ~20:00

【会場】:Webセミナー

テーマ

慢性湿疹、痒疹、肥厚性瘢痕・ケロイドの病態とステロイド含有プラスター貼付剤による治療

座長

川村 龍吉 先生
(山梨大学医学部 皮膚科学講座 教授)

演者

戸倉 新樹 先生
(中東遠総合医療センター参与/アレルギー疾患研究センター長/皮膚科・皮膚腫瘍科診療部長 浜松医大名誉教授)

抄録

急性湿疹における丘疹・小水疱など点状の病変は、治癒しない場合慢性湿疹に移行し、苔癬化と表現される 表皮の肥厚と真皮の線維化に特徴づけられるゴワゴワとした病変となる。こうした慢性湿疹は体のどの部位に 生じてもよいが、掻破しやすい部位である項部、手関節背面、陰嚢などに好発する。苔癬化病変は治療抵抗性 を示すため、ODTを実践的に具現化したステロイドをフィルムで被覆した貼付剤(プラスター)による治療が用 いられる。同様に、難治な結節性痒疹、創傷治癒過程で過度な線維化が誘発された肥厚性瘢痕、そして元々の 病変を越えて線維化が進展するケロイドでも、プラスター貼付剤が中長期的な治療ツールとなる。プラスターは 外用治療において欠かすことができないオプションである。

(主催):久光製薬株式会社

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