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Department of Ophthalmology, Yamanashi University

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TEL : 055-273-1111

平成30年度前期・医局説明会

本年度前期の医局説明会を平成30年5月25日(金)に開催いたします。

詳しくは医局だよりをご覧ください。

研修医・医学生向け情報

眼科の魅力1
外科と内科の両者の興味を満足
眼科の魅力2
昼間忙しく夜間はゆとりの眼科医
眼科の魅力3
患者さんのQOL(quality of life生活の質)を高める
眼科の魅力4
早く一人前になれる
眼科の魅力5
眼科臨床の中での専門性
眼科の魅力6
全身疾患との関わり
眼科の魅力7
診断の明確さ
眼科の魅力8
治療手段の豊富さ

入局・研修を希望される先生方へ

将来眼科医を志望される方は、山梨大学医学部附属病院での初期研修(山梨大学附属病院 応募手続き)の 2年目で選択科目として眼科を1.5 - 6か月選択されることをおすすめします。
また卒後3年目の後期研修から眼科をスタートしても、初期研修での眼科選択者に追いつくことは十分に可能です。


入局案内

眼科医は充足している、あるいは余っているという誤った情報があるようですが、2004年の医師卒後臨床研修制度実施以後、新規の眼科志望医師数は減少しており(http://www.nichigan.or.jp/member/rijikai/11211.jsp)、(http://www.gankaikai.or.jp/info/pdf/20081217_gankai.pdf)、山梨県や長野県での病院勤務眼科医数は著しく不足しています。関連病院(常勤医師派遣病院)の表にもあるように、多くの病院がかつて眼科医2名体制、あるいは3名体制でしたが、眼科医不足のため、現在ではより少ない眼科医での診療を余儀なくされています。このほかにも、常勤眼科医師を派遣できず、非常勤医師体制でご不便をかけている病院が多くあります。多くの研修医、医学生が眼科を志望して、私たちとともに、眼疾患で苦しむ患者さんの診療に参加していただけることを希望します。山梨大学医学部附属病院眼科医局では、出身大学、研修病院のいかんにかかわらず、後期臨床研修での眼科志望者を大歓迎します。
多少の偏見があるかもしれませんが、眼科/眼科医の魅力を紹介します。


眼科の魅力1:外科と内科の両者の興味を満足

眼科は外科系診療科で、山梨大学医学部附属病院の中央手術室での手術件数は最多(1000件を超える)です。しかも他の外科系診療科に比べて、はるかに早く手術経験を積むことが可能で、一般的な白内障手術は、後期研修開始後平均1年で術者として完投できるようになります。表は2012年の1年間の眼科手術内容で、術者別に集計していますが、眼科経験年数にかかわらず多くの手術を行っていることがわかります。

眼科年数眼瞼涙道眼窩角結膜前房斜視眼筋水晶体網膜硝緑内障総計
351132842
2756469
2112113127
20561761233
2013822263
1913714281
15112
1332291311166
11136643
10184462
1012762191
6112991050
53135259
31165866
122
合計2023383994341421056

(網掛けの術者は移動のため、1年間通しての在籍ではありません。)
一方、神経眼科疾患や網膜ブドウ膜疾患における多くの検査を駆使する診断プロセスは、内科医的な興味も十分に満足させてくれます。


眼科の魅力2:昼間忙しく夜間はゆとりの眼科医

外来患者さんの数が多いことが眼科の特徴のひとつです。学生時代の臨床実習で「眼科は忙しそうだ」と思った方は大勢いることと思いますが、生命にかかわる重症患者さんがいないため、夜は他科に比較してゆとりのある生活ができます。このようなメリハリのある生活に満足している眼科医は多いと思います。


眼科の魅力3:患者さんのQOL(quality of life生活の質)を高める

命を助ける医療も大切ですが、視覚でハンディのある高齢者の見え方が改善したときの患者さんの喜びは大きく、これは眼科医の生きがいでもあります。見え方だけでなく、成人の斜視治療や眼瞼下垂手術による外見的な改善も患者さんから喜ばれるのは同様で、感謝の言葉を聞くことの最も多い医療の分野です。つまり、眼科は患者さんから喜ばれることの多い医療です。


眼科の魅力4:早く一人前になれる

眼科診療は特殊と思われるかもしれませんが、のみこみの早いひとでは1年もすればひとり医長で眼科診療ができるようになります。もちろん、診断の難しい症例や特殊技術の必要な治療は無理ですが、大学と連絡をとりながらであれば、患者さんに迷惑をかけることなく、独り立ちの眼科医としてやっていけます。白内障手術も難易度の高い例でなければ、1年目で完投できることも少なくありません。


眼科の魅力5:眼科臨床の中での専門性

眼科のサブスペシャリティとして、角膜、網膜、ぶどう膜、緑内障、水晶体(屈折矯正)、小児眼科、神経眼科、眼瞼眼窩涙道と幅広い専門分野があります。一般眼科臨床技術を身につけた上で、大学病院眼科での専門外来などを通じて、これらの専門的な診断技術、治療技術を身につけると、さらに眼科の魅力が深まります。


眼科の魅力6:全身疾患との関わり

眼科は医療の中で特殊だと思われるかもしれませんが、多くの全身疾患で特徴的な眼症状がみられることが多く、内科をはじめ他科から依頼を受けることは少なくありません。糖尿病はもちろんのこと、甲状腺疾患など内分泌疾患、SLEやシェーグレン症候群などの膠原病、多発性硬化症や眼筋麻痺が関係する神経内科疾患などで眼科を紹介受診します。またこれらの疾患の初発症状としての眼症状で、眼科を受診される患者さんも少なくありません。内科医と連携して全身疾患の管理にかかわる面白さもあります。


眼科の魅力7:診断の明確さ

眼疾患の多くは細隙灯顕微鏡や眼底検査で病変を実際に観察して診断できます。そのため観察力は重要です。さらに、光干渉断層計OCTやスペキュラーマイクロスコープなど、組織や細胞レベルでの観察が可能な最先端の検査機器が利用できますが、診断の決め手はこれらの検査結果を的確に判断する眼科医の観察眼と診断能力です。明瞭なOCT画像を1枚で、診断を確定できることもあります。病理検査結果と同様の診断の明快さが眼科診療にはあります。


眼科の魅力8:治療手段の豊富さ

眼科は外科系診療科であって、多くの疾患を手術で解決できます。またレーザー治療が発達しているのも眼科の特徴です。糖尿病網膜症などに対する網膜光凝固治療以外に、加齢黄斑変性に対する光線力学的療法、YAGレーザーによる後発白内障治療、エキシマレーザーによる屈折矯正治療など、多くの分野で比較的手軽に手術に準じた治療を施行できます。さらにステロイドや抗ウィルス剤、免疫抑制剤などを利用しての内科的治療もあります。最近では抗VEGF製剤や抗TNFα製剤など、分子標的薬剤を利用した治療法も大きな効果を上げています。これらの治療法を駆使して多くの眼科疾患で苦しむ患者さんを助けることが可能で、やりがいの大きな診療科です。


山梨大学医学部眼科学教室

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