クラウドファンディングに挑戦!

中嶋助教が、学術系クラウドファンディングサイト「academist」により研究資金の募集を2017年6月5日(月)~8月5日まで行いました。
皆様のご支援ありがとうございました。

目標達成

最終結果 919,000円 達成率141% サポーター49人。目標達成することができました。皆様のご支援、心より感謝いたします。
進捗報告
2018. 7.23
みなさまからの支援金をもとにキーエンス顕微鏡『BZ-X800』を購入しました。
顕微鏡脳蛍光染色画像
顕微鏡『BZ-X800』蛍光染色画像(脳)
2017.10. 8
10万円ご支援いただいた方へのリターン:中尾教授によるアレルギーについてのプチ相談会(食事付)を開催しました。
2017.10. 7
1万円以上ご支援いただいた方へのリターン:サイエンスカフェを開催しました。
2017. 9.25
場所嗜好性試験用ケージの試作品が完成しました。このケージを用いることで、実際にマウスの報酬系が活性化されているかどうかを行動解析により調べることができます。[academist]

ラボTシャツ

※支援金額に応じて様々なリターンを用意しております。
リターンには「研究室オリジナルTシャツ」「研究室見学ツアー」「論文謝辞にお名前掲載」や「中尾教授によるアレルギーについてのプチ相談会(食事付)」なども用意されています。ぜひ一度プロジェクトページをご覧ください。

プロジェクトの詳細、支援のお申し込みはプロジェクトページをご覧ください。
プロジェクトページURL:https://academist-cf.com/projects/?id=49

プロジェクト概要

当講座が今回クラウドファンディングで取り上げる研究テーマは『アレルギーとこころの繋がり』に着目したアレルギー界の大きな謎の一つを解き明かすオリジナリティーの高いプロジェクトです。花粉症や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は、精神的なストレスにより病態が悪化することが知られています。 一方で、そうしたアレルギー疾患に対する新規薬剤の臨床試験では、患者さんの前向きな感情が薬効と無関係に地用効果を高める「プラセボ効果」が強く出てしまい、薬効の評価が困難なことが多々あります。このように精神的なこころの変化がアレルギーの症状に影響を与えることが経験的に知られているものの、その科学的な根拠はほとんど明らかにされていないのが現状です。 我々は、このアレルギー界の大きな謎に迫ろうと考え、研究を始めるとともにその研究費の支援を募ろうとクラウドファンディングを始めました。

実験方法として、マウスの脳内報酬系を人為的に活性化できるシステムを利用し、人工的にマウスの脳内報酬系を活性化させた後、Ⅰ型アレルギーの代表疾患である花粉症を誘導します。花粉症を誘導したマウスはくしゃみや鼻掻き行動を頻繁に起こすようになります。この時、脳内報酬系を活性化させたマウスのアレルギー症状が緩和するかどうかを検討します。
この実験では、人工的にマウスの脳内報酬系を活性化させた後、実際に報酬系が活性化されているのかを確認する必要があります。そのために、マウス脳切片を作成し蛍光顕微鏡を用いて報酬系活性化に必要なタンパク質が発現しているか否かを可視化することで確認したいと考えています。ここで必要となる蛍光顕微鏡の購入費の一部を皆様にご支援いただきたいと考えています。

クラウドファンディング終了後、1年半程度で論文を完成させたいと考えています。また、日本アレルギー学会や日本免疫学会等での研究発表も検討いています。「病は気から」というアレルギー界の大きな謎を解き明かすための研究に、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。

academist(アカデミスト)について

日本初の学術系クラウドファンディング・プラットフォームとして、2014年に設立。
 自然科学分野から人文・社会科学分野まで多様なプロジェクトが実施されており、8割以上のプロジェクトが研究費獲得に成功している。
 研究者が研究内容の魅力を発信することで、研究費獲得や共同研究マッチングが実現できるプラットフォームを目指している。
 サイト URL:https://academist-cf.com/

中嶋正太郎 プロフィール

私は高校生の時から花粉症の症状と戦ってきました。当時は病院に行くこともせず、薬も飲まずに毎日ティッシュペーパーの箱を片手に学校に通っていました。またその当時学業成績の落ち込みや失恋の苦しみから精神的にかなり不安定な状態が続いていました。鼻水が止まらない・学業成績は落ちる・恋愛は上手くいかない。こうした晴れない気持ちがアレルギーの症状にどの程度影響していたのかは不明ですが、今思えばもっともっと明るくポジティブに日々を送っていたらすべてが良い方向に進んでいたのではないかと思います。『病は気から』『気の持ちよう』などと言いますが、こうした言葉がどれほど本質をとらえているのか、研究者になった今、その答えを科学の面から明らかにし、私と同じような経験を持つ方に何か少しでも伝えていくことができたらと考えています。
 業績等はこちらをご確認ください:http://www.med.yamanashi.ac.jp/clinical_basic/para0imm/member/nakajima/nakajima.php