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入学生の興味と感心 | ![]() |
得られる知識・スキル |
◎病める人を救いたい ◎地域医療や国際医療に貢献したい ◎疾患の原因を解明し、治療法を開発したい |
◎深い人間愛と正しい倫理観 ◎病気やケガを診断する能力・技術 ◎科学的根拠に基づいた幅広い医学的知識 |
(1)正しい倫理観を持ち、地域医療に貢献できる医師
(2)国際的な視野を持つ医師
(3)世界に通用する優秀な医学研究者を養成する
上記(1)~(3)の目標のため、6年間一貫教育の中で、医療者として重要な人格涵養の教育に重点を置いた教養教育と、医学専門教育を有機的に関連させ、医師としての人格形成ならびに医学における専門的知識及び技術の習得に努める。
1年次の後期から2年次の後期まで医療の基盤となる基礎医学を学びます。
医学を学ぶ際の基礎となる人体の正常な構造と機能を系統的に学習するとともに、医学を様々な視点で捉える訓練をします。その後、病気の本態・原因と発症のしくみ・薬剤の作用といった基礎知識を学び、医師としての基盤となる膨大な知識や考え方などを習得します。
また、医学研究に興味を持つ学生を対象として「ライフサイエンスコース」が設置されています。
授業科目 | 解剖学 | 生理学 | 生化学 | 薬理学 | 病理学 | 微生物学 | 寄生虫学 | 免疫学 |
地域医療に貢献できる医療者を養成するために、その現状を理化し、これに特化した知識と技術を身につけることを目的とした地域医療学が導入されています。1年次から4年次にかけて、地域医療とへき地医療の違い、地域における予防医学の重要性、専門医療への対応(がん・重症心疾患・周産期医療等)および地域医療における診療所(開業医)の役割等、地域医療の現状・魅力・意義などを学びます。
3年次前期からは、少人数のグループで与えられた課題に取り組むチュートリアル教育が始まり、それまでの習得した知識を統合し、グループ内で討議を重ねながら、自ら答えを導きだしていくという教育方法であり、医師にとって不可欠な自主学習能力、問題解決力・伝達能力・理解力などが養われます。
入学初期から医師としての倫理観とモチベーションを向上させるために、市中病院での実習を行っています。
4年次の1月からは、74週にわたる臨床実習が始まります。少人数のグループですべての診療科をまわりながら、指導医のもと医師として患者さんとかかわりながら、知識・技能・態度を体得します。
6年次の10月に臨床実習が終わるといよいよ卒業試験です。
山梨大学の [ 理念・目的 ]において、「国際社会に貢献できる人材を養成する」ことを使命として定めています。更に、医学部においては、[ 理念・目的 ]で、「国際医療に貢献できる医療人や国際的に活躍できる優れた研究者を養成する」ことを使命として定めています。
また、米国においては、米国ECFMG(米国医師資格試験)が2023年以降、医学教育の国際的認証を受けている医学部の卒業生にしか受験資格を認めないとの宣言がなされたことから、本学医学部医学科において、医学教育を国際的基準に合致したものにしようとする考え及び国際認証を受けるべきとの方針が了承されました。
このことから、「世界で活躍できる能力と行動力を身に着ける」ことを目的に国際水準に合致した医学科6年間のカリキュラムの改革を実行し、平成28年度入学生から適用していくこととしました。
具体的には基礎医学系科目を1年次後半にスタートすることとし、4年次2月まで行っていた現行のテュートリアル教育に相当する臓器別コースを4年次11月で終了するよう前倒ししました。これにより、5年次4月から6年次7月までの54週間費やしていた臨床実習が大幅に増加します。現行のカリキュラムでは4年次1月から6年次10月までの丸2年間近くの期間を使って、74週の臨床実習が可能となります。
※医学科専門教育カリキュラムの改革内容については、カリキュラムモデル及び履修モデルを参照ください。
※図をクリックするとPDFをダウンロードできます。
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