放射線分野利用の手引き

(概要)

当施設を利用する際は、必ず事前に申請書類を提出し、放射線業務従事者として登録しなければなりません。また、実際にRIを使用する場合には放射性同位元素実験計画書を提出し、放射線管理委員会の審査を受け承認される必要があります。なお、当施設では受益者負担金制度をとっておりますので、ご了承のうえ、登録申請をしてください。当施設は、甲府キャンパスの方も利用できます。その際は事前にRI実験施設管理室までご連絡ください。

放射線業務従事者登録

(登録手続きについて)
当施設を使用する予定の研究者等は毎年度、放射線業務従事者登録の手続をし、教育訓練の受講が必要です。新年度の登録に必要な申請書類は毎年3月に配布します。年度の途中で登録を希望する研究者等は、その都度医学部総務課研究協力グループまで申し出てください。
(登録対象者)
  1. 新規登録:初めてRI実験施設に利用登録する研究者等
  2. 再 登 録:過去にRI実験施設の利用登録を取消し、今回また利用登録する研究者等
  3. 継続登録:前年度から継続してRI実験施設に利用登録する研究者等
(登録手続きの流れ)
  1. 放射線業務従事者申請書の提出
  2. 問診票の提出
    過去に個人線量計着用(被ばく)歴のある場合は必ず線量当量の記録の写しを添付してください。
  3. 血液検査
    新規登録および再登録の場合は血液検査依頼書が発行されますので、医学部附属病院の中央採血室において所定の検査を受けてください。
  4. クイクセルバッジ(個人被ばく線量計)の受取
    検査完了後、クイクセルバッジが貸与されます。
  5. RI取扱のための教育訓練の受講
    • 新規および再登録者対象:4月実施
    • 継続登録者対象    :11月実施
(年度途中の登録抹消)
放射線業務従事者取消申請書を提出してください。

実験許可申請等

(実験計画書)
RIを使用予定の講座は放射性同位元素実験計画書を提出し、放射線管理委員会の審査を受ける必要があります。前年度より継続して実験する場合は前年度の3月に提出、年度途中における新規申請または追加申請(核種、数量の変更申請、実験計画書の追加)は随時受け付けていますので、その都度提出してください。ただし、放射線管理委員会の承認を得るのに1ヶ月ほど要します。
(放射性同位元素の購入)
放射性同位元素の購入もしくは譲受は、研究者が直接行なうことは出来ません。すべて当施設を通じて行なっていただきます。また、実験計画書により承認されたRI使用許可量を超えることは出来ませんので、やむを得ず超える場合は事前に追加申請してください。RIの注文の際は、アイソトープ注文書と放射性同位元素受入使用申請書を管理室職員へ手渡してください。(なお、アイソトープ注文書には管理課学部契約グループ担当者の印鑑が必要です。)
(注文に当たっての注意)
  • 注文の締切日、品物の納品日等は(社)日本アイソトープ協会のホームページでご確認ください。
  • 書類は、注文締切日の1週間前に管理室へ提出してください。 (注文締切日当日でも注文は受付けますが、管理室職員が不在の場合は、注文できません。)
  • 日本アイソトープ協会への代金支払いは30日以内となっております。支払いのできることを確認のうえ、申し込んでください。
(入荷・保管)
RI納品時に管理室より連絡しますので、保管の手続きを当日17:00までに必ず済ませてください。納品予定日に不在となる場合は連絡してください。RIを保管する際は、管理室より放射性同位元素使用届(記録表)と容器シールを受け取り、RIを貯蔵室へ保管してください。(放射性同位元素使用届は専用のファイルに綴じ、容器シールはRIの容器に貼ってください。)