培養準備室

超純水・純水作製装置 (ミリポア ELIX-UV20, MILLI-Q Advantage)
ミリポア ELIX-UV20, MILLI-Q Advantage

[用途の概要]

プレフィルタ、逆浸透カートリッジ、EDIモジュールの三段階処理によりほとんどの無機イオンや有機物を除去した高品質の純水を供給することが出来ます。純水の比抵抗はおおむね10MΩ、超純水は純水を原水にして短波長UVランプやイオン交換カートリッジで、比抵抗18.2MΩ総有機物量5ppbの超純水を供給します。

[仕様]

  • 純水
    製造水量
    20L/時(水温20°C)
    タンク容量
    60L
  • 超純水
    採水速度
    2L/min
    比抵抗値
    18.2MΩ以上
    最終濾過
    0.22µmメンブレンフィルター

[注意事項]

  • 超純水採水後は採水口についているキャップを忘れずに付けておいて下さい。
  • 純水製造装置は1時間に20L製造する性能がありますが、他の利用者がすぐに採水出来ませんので多量の採水は御遠慮願います
  • 純水・超純水いずれの採水の場合でも、純水タンクの残量が10%未満になるような量は採らないで下さい。超純水装置内に空気が混入し、採水出来なくなります。
液体窒素製造装置 (IWATANI miniP.S.A NL-100型)
(IWATANI miniP.S.A NL-100型)

[用途の概要]

細胞や試料の凍結保存、高真空機器や凍結試料作製機器の冷却に用いられる液体窒素を空気中の窒素より製造し、貯蔵できる装置です。

[仕様]

窒素液化能力
10L/day
貯蔵容量
100L
汲み出し能力
1L/min

[利用方法]

  • 1リットル以下の場合は掲示してある手順に従って運搬容器から採取して下さい。
  • 1リットル以上欲しい場合は機器センターの研究支援業務を御利用下さい(研究支援業務参照)。
全自動乾熱滅菌器 (池本理化 1630-CS)
池本理化 1630-CS

[用途の概要]

容量が大きいので大きな器具の滅菌に適しています。

[仕様]

最高温度
200°C
タイマー
210分
内寸
W80 x D50 x H55cm
2段 (適宜使用)

[利用方法]

  • 180°C設定では上がりきらない感じです。200°C2時間以上で使用してください。
  • 使用後は被滅菌物を速やかに取り出して下さい。
  • 金属器具やガラス器具の滅菌のみに使用して下さい。
製氷機 (ホシザキ FM-120D)
ホシザキ FM-120D

[用途の概要]

実験中の試料の冷却用に、フレーク状の氷を作っています。

[仕様]

製氷能力
約130g/時
氷の形状
フレーク状氷片
貯水量
約2.6kg

[注意事項]

  • 氷を取り出した後の後始末はきちんとしましょう。
  • 飲用には適しません。
オートクレーブ (TOMY ES-315)
TOMY ES-315

[用途の概要]

滅菌後の保温や加熱を操作パネル上で簡単に切替えられます。また被滅菌物の量に応じて缶体内の残留空気を排除できる空気抜き時間自動設定機能が付いている為滅菌性能が更に向上しています

[仕様]

使用温度範囲
105°C〜132°C (滅菌時)
使用圧力範囲
0〜1.9kgf/cm2
最高使用圧力
2.2kgf/cm2
缶体寸法・容量
φ325 x 635 H mm・53リットル
本体寸法
490W x 560D x 1090H mm

[注意事項]

  • 法定危険物・酸・アルカリ成分を含有する物質の滅菌は爆発事故や釜・配管の腐蝕およびパッキン類の劣化の原因となりますので、絶対に避けて下さい。
  • 操作方法を誤りますと重大な危害をおよぼす可能性があります。はじめてご使用される場合は、習熟者とともに操作をしてください。
  • 使用前に、缶内と蒸気回収ボトルに必要量の水道水が入っているか確認してください。
  • 使用後、蒸気回収ボトルが上限を超えていた場合は排液を捨て、新たに水道水を下限量入れておいてください。
  • 滅菌中は絶対に缶体蓋を開けないでください。缶体内圧力が0 kgf/cm2になったことを圧力計で確認してから缶体蓋を開けてください。
  • 缶体内に純水を入れないで下さい。