核酸実験室

PCR装置 (AB GeneAmp9700)
(AB GeneAmp9700)

[用途の概要]

通常のPCR装置です。ブロックの交換が大変なので0.2ml用と0.5ml用の2台用意しました。

[仕様]

[使用方法]

  • 1台は0.5mlチューブ用、1台は0.2mlチューブ用です。間違えないよう予約時に確認して下さい。

[設置年度]

2004年度

グラジエントPCR装置 (AB Veriti)
(AB Veriti)

[用途の概要]

12列のブロックが2列づつ6ユニットに分割され、それぞれ独立して温度設定が可能です。PCR条件の最適化を目指すときに活用してください。

[仕様]

温度範囲
4〜99.9°C
温度精度
±0.5°C
加熱速度
3°C/秒

[使用方法]

  • 0.2mlチューブ用です。
  • セキュリティ設定はしてありません。自分の設定は自分でUSBフラッシュメモリに保存して持ち帰ってください。消えたり変わってても補償されません。
リアルタイム定量PCR装置 (AB GeneAmp7500)
(AB GeneAmp7500)

[用途の概要]

定量もしくは半定量遺伝子発現解析、SNPジェノタイピングや内在性ポジティブコントロールを利用するプラス/マイナスアッセイなど、幅広い用途に対応した定量PCR装置です。

[仕様]

蛍光色素
FAM™, SYBR® Green 1, VIC®, TAMRA™, ROX™,Cy3®,Cy5®, Texas Red®
PCRチューブ
0.2mlPCRチューブもしくは96wellPCRプレート

注意事項

  • PCRチューブの蓋は、必ず上面の平らなものを使って下さい。ドーム型だと、詰まります。
  • チューブの側面や上面には一切何も書かないで下さい。自分の測定がおかしくなるだけでなく、内部を汚染し他人が迷惑します。
  • 水などで濡れたチューブは汚染のもとです。綺麗に拭き取ってから入れてください。
  • データの持ち出しは、USBメモリを使用して下さい。
  • 解析ソフトは医学部キャンパス専用ファイルサーバBISONから可能です。

[設置年度]

2004年度

リアルタイム定量PCR装置 (AB StepOne Plus)
(AB StepOne Plus)

[用途の概要]

定量もしくは半定量遺伝子発現解析、SNPジェノタイピングや内在性ポジティブコントロールを利用するプラス/マイナスアッセイなど、幅広い用途に対応した定量PCR装置です。Fastキットを使用できます。

[仕様]

蛍光色素
FAM™, SYBR® Green 1, VIC®, TAMRA™, ROX™,NED, TAMRA, VIC, JOE
PCRチューブ
0.1mlPCRチューブもしくは96wellPCRプレート

注意事項

  • チューブやプレートは、7500とは共用できません。必ず純正の「Fast用」の表記のあるものを使用してください。
  • チューブの側面や上面には一切何も書かないで下さい。自分の測定がおかしくなるだけでなく、内部を汚染し他人が迷惑します。
  • 水などで濡れたチューブは汚染のもとです。綺麗に拭き取ってから入れてください。
  • 簡易な利用ガイドをダウンロード可能です。
  • データの持ち出しは、USBメモリを使用して下さい。
  • 解析ソフトは医学部キャンパス専用ファイルサーバBISONから可能です。

[設置年度]

2019年度

自動電気泳動装置 (Agilent TapeStation 4150)
(Agilent TapeStation 4150)

[用途の概要]

DNAおよびRNAサンプルの品質管理(QC)に適した全自動電気泳動システムです。ゲル充填済みのテープ状カートリッジで、マイクロアレイや次世代シーケンシングに持ち込むサンプル・ライブラリのサイズや品質チェックにお使いください。

[仕様]

DNA計測
35bp〜1000bp、または100bp〜5000bp
RNA計測
いわゆるRIN値(RNA Integrity Number)同等の品質指標を計算可能

注意事項

  • 初めて使用する前に、簡易ガイドを参照してください。
  • データの持ち出しは、USBメモリを使用して下さい。

[設置年度]

2019年度

シングルセル解析装置 (10x Chromium iX)
(10x Chromium iX))

[用途の概要]

細胞懸濁液から一つずつの細胞を分離してビーズ入りのエマルジョンに閉じ込め、DNAを抽出してライブラリ用のタグを付加します。

[仕様]

注意事項

  • 細胞の準備などに複雑なノウハウがあるので、試薬を買う前に必ずメーカーや代理店の学術サポートにコンタクトし、助言を受けてください。

[設置年度]

2023年度

クライオスタット (マイルス 4559)
(マイルス 4559)

[用途の概要]

免疫組織化学、in situ PCR、マイクロダイセクションなどに用いる凍結切片作製用の機器です。熟練すれば厚さ5ミクロン弱の連続切片が作製できます。

[仕様]

冷却室
室温〜-30°C(可変)
急速凍結板
常時-40°C±3°C
厚さ目盛
2〜20µm
替刃
フェザーミクロトーム替刃シリーズ

[利用方法]

  • 使用する数時間前に電源を入れ、使用中の札を立てておいて下さい。
  • 感染性試料の持ち込みは禁止です。特にヒトの試料には十分注意して下さい。
  • 使用後は内部を完全に清掃して下さい。

[設置年度]

1985年度