出生コホート研究センター長挨拶

 2026年4月より、エコチル調査甲信ユニットセンター長を拝命しました小田和早苗(おたわ・さなえ)と申します。いつもエコチル調査に温かいご支援、ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
 エコチル調査は環境省が実施している国家プロジェクトで、2011年1月から、全国15の地域で妊婦さんを対象に参加者を募り、2014年度までの4年間に生まれたお子さんたち約10万人を追跡しています。そのうち、山梨県内で誕生した約4,500人の調査を、山梨大学の医学部キャンパスに設置された甲信ユニットセンター(エコチルやまなし)が担当しています。
 センターには大学教員や事務職員をはじめ、リサーチコーディネーターと呼ばれる保健師・看護師が所属し、調査業務を通じて参加してくださっているお子さんたちの成長を見守っています。スタッフの多くが女性で、調査開始以来ずっとエコチル調査の仕事に携わってきたため、お子さんたちを見守る視線はまるで“親戚のおばさん”のよう(笑)。参加者の皆さんと私たちスタッフが大きなファミリーをつくって、これから生まれてくるすべての子どもたちに安心して暮らせる環境をプレゼントしよう!と頑張っています。
 エコチル調査のデータを活用した研究論文がたくさん公表され、社会に役立つプロジェクトとして認められたことによって、お子さんたちが成人し、働き盛りの年齢になるまで調査を続けていく方針が示されました。参加者の皆さんから提供していただく貴重なビッグデータを大切に扱って研究に生かし、その成果を社会に還元できるよう、引き続き力を尽くして参ります。ひとりでも多くの方にエコチル調査のファミリーになっていただき、この夢のあるプロジェクトを共に盛り上げていただけると幸いです。
 どうぞ末永いお付き合いとお力添えを、これからもよろしくお願い申し上げます。
otawa
     
     山梨大学大学院医学工学総合研究部附属
          出生コホート研究センター長                  小田和 早苗

 
©Center for Birth Cohort Studies (CBCS),Interdisciplinary Graduate School of medicine,
University of Yamanashi