卒後臨床研修プログラム
山梨大学医学部附属病院ホームページ、臨床教育センターを御参照ください。
初期研修
山梨大学医学部附属病院ホームページ、臨床教育センターを御参照ください。
後期研修プログラム
後期研修内容
初期研修後1年目は山梨大学医学部附属病院で研修を行います。病棟では臨床経験が5年以上の皮膚科専門医と一緒にチームを組み入院患者の治療を担当し、外来では講師以上が担当する外来初診に同席して外来患者の治療を学びます。当科では8種類の専門外来を開設しているため、これらの専門外来をローテーションして各疾患の専門的な治療も学びます。2年目以降は外来再診患者の治療を2名の上級医の指導の下に行います。3-5年目には経験豊富な皮膚科専門医が医長を務める当科関連病院、もしくは大学病院で引き続き研修を行います。大学病院では独立した主治医となり、診断から治療までの全てを自らの責任において行います。6年目以降に皮膚科専門医を取得します。卒業後に日本皮膚科学会に入会した場合は最短で卒後7年目に専門医を取得可能です。 当科での研修において専門医取得は目標ではなく、一人前の皮膚科医になる為の通過点であると考えており、当科で研修した医師は全員専門医取得を義務づけています。
後期研修病院
- 専門医主研修施設:
- 山梨大学医学部附属病院
- 専門医研修施設:
-
山梨県立中央病院(医師:塚本 克彦、長田 厚、前島 えり)
山梨厚生病院(医師:田中 敬子、松崎 公瑠美 南 圭人)
東京北医療センター(医師:荻堂 優子)
- 山梨県立中央病院、塚本医師からひとこと
- 当院皮膚科は常勤医師2名、山梨大学皮膚科からのローテーション専修医1名、それに2年目の研修医が常に皮膚科を選択しているため合計4名で診療しています。入院だけでなく外来診療に時間をかけており、上級医が直接指導、その場で解決を目指します。多様な皮膚症状は苦手意識を持たれがちですが、どうしてその病態が起こっているのか、ならばどの治療法がベストなのかを一緒に考えながら診察しています。皮膚科の臨床を初歩から始めたい人から極めたい人まで県中では手取り足取り厳しく指導いたします!一緒に楽しく学びましょう。
- 山梨厚生病院、出口医師からひとこと
- 当院皮膚科は常勤医師3名で診療を行っています。 皮膚科は診断から治療まで自科で完結できる科です。また、症状経過が目で見えるため、患者さんから良くも悪くもストレートな反応が返ってきます。シビアなことではありますが、それが皮膚科の醍醐味であり面白さであると思います。 是非、皮膚科に進むことも考えてみてください!
専門医取得
山梨大学皮膚科の新専門医制度の詳細についてはこちらの資料をご参照ください。
公開しているプログラムは一次審査を通過したものであり、二次審査の過程により一部修正が発生する可能性があります。
また、社団法人日本皮膚科学会ホームページも御参照ください。
留学
- 海外留学
- 米国National Institute of Health(島田学長、柴垣准教授、川村教授、猪爪講師、小川助教、神崎助教、木下助教)、Emory University(柴垣准教授)、Case Western Reserve University(椙山助教)、 Stanford University(原田講師)、Rockefeller University(三井講師)、Toledo University(岡本助教)、Sweden Uppsala University(清水助教、古橋講師)などに留学実績があります。
- 国内留学
- 当医局は日本国内の他大学病院等での研修希望者に対して、各施設の御協力のもと国内留学のサポートを行っています。慶應義塾大学(猪爪講師)、癌研究会癌研究所(柴垣准教授、清水助教、古橋講師、原田講師)、順天堂大学(北島講師、川村教授)、千葉大学(中込助教)、聖マリアンナ医科大学(佐野助教)、熊本大学(大沼助教)、国立がん研究センター(大沼助教)などに留学実績があります。
大学院
当科では皮膚科臨床に精通した皮膚科医を育成するのみではなく、皮膚科学の進歩に貢献できるような基礎研究を自ら行うことができる皮膚科研究医を育てることを重要な使命と考えています。従って大学院に入学し基礎研究を行うことを積極的に勧めています。大学院へは後期研修開始と同時に入学が可能ですが、その時期は問いません。
入学後は主に当科の研究グループに属し、グループリーダーの指導を受けながら学位取得を目指すことになります。
また、山梨大学医学部や他大学の基礎医学教室に出向して研究行うことも可能です。現在まで慶應義塾大学先端医科学研究所、癌研究会癌研究所、当大学免疫学、千葉大学等へ大学院生を派遣した実績があります。大学院は4年間であるため、最短で卒後6年目で学位を取得することが可能です。人並み以上の熱意と努力が必要ですが卒後6年目で皮膚科専門医、学位とも取得することも十分に可能です。
大学院入学については山梨大学医学部・医学系大学院ホームページをご参照ください