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掲載日:2017.3.21 お知らせ

基礎・臨床看護学講座の山田章子先生が第44回日本集中医療学会にて奨励賞を受賞

平成29年3月9日(木)から11日(土)、ロイトン札幌他(北海道札幌市)で開催された「第44回日本集中医療学会」において、医学部基礎・臨床看護学講座の山田章子先生が日本集中医療学会論文奨励賞を受賞しました。
この賞は、本邦の集中治療医学の進歩発展に寄与することを祈念して制定され、1986年から授与されています。日本集中医療学術誌に投稿された論文、もしくは、日本集中医療学会学術集会で発表後、権威ある学術誌に掲載された論文の中から優秀な論文に送られるものです。今年度は優秀論文賞2名、奨励賞1名が選出され、今回の学会にて口演(論文内容を紹介)する機会が与えられました。
受賞したテーマは「日本語版Critical-Care Pain Observation Tool (CPOT-J)の信頼性・妥当性・反応性の検証」です。
集中治療室(以下ICU)患者さんは、いろいろな苦痛を体験します。しかし人工呼吸器の装着などにより発声することが難しく、医療者に意思を伝えることが難しい状態にあります。このような状態の患者さんの苦痛の程度を、医療者の観察で把握することができる尺度の開発を行いました。
受賞した山田先生は「このような栄えある賞をいただき、身に余る光栄と感謝しております。本賞を励みに、これからもICU患者さんの苦痛が少しでも緩和され、安楽に過ごせるよう研究を進めていきたいと考えております」と述べています。写真)山田助教(左)西村匡司同学会理事長(右)


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