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献体にご協力ください

献体とは 献体登録について 献体の手順 解剖実習について CSTについて 献体についてQ&A

山梨大学医学部では、献体へのご協力をお願いしております

 

お問い合わせ:山梨大学医学域総務課(055-273-6724)

 

 

献体とは

 

献体とは、医学・歯学の大学における学生および医師の教育・訓練のため、一般の方からご自身のご遺体を無報酬で提供いただく制度です。山梨大学に献体いただける方には、まずはご連絡をいただき、ご芳名を登録いたします。献体登録をされた方が亡くなられた際、ご遺族あるいは関係者の方により、ご遺志に従って手続きをいただくことで、献体が行われます。

 

献体後のご遺体について

医師になるためには、人体の構造を十分理解しておく必要があります。このために医学生は解剖学の講義を受けると同時に、実際に自らの手でご遺体を解剖して人体の仕組みを学習します。

また、近年の医療において診断や治療技術の進歩には目覚ましいものがあり、日々新しい手技や考え方が取り入れられています。高度な手術手技の中には実物の人体でトレーニングを十分に積まないと習得できないものも少なくありません。

このため、より良い手術法の開発と、手術技術向上のため医師のトレーニングにもご遺体を使わせていただくことがございます。

 

献体登録について

 

山梨大学に献体登録いただける方々には以下の手続きをお願いいたします。

 

1. 山梨大学医学域総務課(055-273-6724)へ「献体登録希望」とお電話ください。また、以下のメールフォームからもお問い合わせが可能です。登録に必要な事項についてご説明させていただきます。

 

2. 申込書類を郵送いたしますので、必要事項をご記入の上、ご返送ください。

 

3. 申込手続完了後に献体登録証を発行いたします。こちらは大切に保管いただき、ご家族や身近な方々にも献体登録証についてご周知ください。

 

 

献体登録にあたって確認が必要な事項
お住まいについて

本学では、山梨県、静岡県東部、東京都、神奈川県、埼玉県にお住まいの方にご登録をいただいております。遠方にお住まいの方は、ご遺体引き取りの関係上ご登録いただけないこともございますので、予めご了承ください。

 

ご病気について

現在罹っているご病気、また過去に罹ったご病気によっては、登録をお受けできない場合があります。

 

ご家族の同意について

献体登録にはご家族全員の同意が必要です。同居していない場合でも、親・子・兄弟姉妹はご家族としてお考えください。上記のご家族がいらっしゃらない場合は、甥・姪をご家族としてお考えください。

 

ご遺骨の受け取りについて

将来ご遺骨をお返しする方に、あらかじめ書類を作成していただく必要があります。

 

献体の手順

 

本学の献体登録者が亡くなられたとき

ご遺族あるいは関係者の方は、登録証に記載された連絡先(山梨大学医学域総務課)へお電話ください。

その際に、ご葬儀の日取りやご遺族側のご予定なども含めて、ご遺体の引き取り日時や手順をご相談させていただきます。

 

遺骨返還

ご遺体を引き取り後、ご遺骨をお返しするまでには通常2年程度お待ちいただくことになります。これは、解剖実習に長い時間を要することが主な理由です。

ご遺骨をお返しする方法に関しては、予め本学よりご相談させていただきます。

 

 

解剖実習について

 

献体によりご提供されたご遺体を用いて行われる解剖は、死体解剖保存法で正常解剖といいます。正常解剖では医学生が全身をくまなく解剖して、医師になる上で欠かせないからだの構造に関する知識を習得します。

解剖にはこの他に法で定められたものとして病理解剖と司法解剖があります。正常解剖と他の解剖の大きな違いは、他の解剖はほとんどの場合その日のうちに終了するのに対し、正常解剖の場合には上記の理由から数ヶ月の長い時間を必要とすることです。

医学部では医師になる基礎として、正常な人体の構造を理解するために解剖学を学びます。解剖学は講義と実習が行われますが、講義で得た知識を身のあるものにするためには時間をかけて全身をくまなく解剖する必要があります。

正常解剖

献体登録者が亡くなった場合

人体構造の学習、 医学生の解剖学実習(解剖学教室)

献体期間は12

病理解剖

病院で患者が亡くなった場合

病因の究明(担当医、病理学教室)…数時間~半日間

司法解剖

変死、事故死などの場合(警察の判断で行われる)

死因の解明(監察医、警察医、法医学教室)…数時間~半日間

 

 

外科手術手技研修(CST…Cadaver Surgical Training)について

 

今日の医療技術の進歩は早く、高度な手術に対応するために医師になってからの正常解剖が必要とされるようになりました。これに対応するかたちで、医師の医療技術、手術手技の研修や医療機器等の研究開発を目的としたご遺体の使用が法的に認められるようになりました。これを遺体を用いた外科トレーニング (cadaver surgical training, CST) と呼びます。

 

本学でも2019年度にはCST専用実習室を整備したところです。外科手技研修を行うことで、これまでは手術室で先輩医師の行う手術を見て覚えるしかなかった若手医師が、実践的な技術を確実かつ短期間に習得することが出来ます。また日進月歩の医療技術に遅れずについていくためにはベテラン医師にもCSTに参加する機会が必要です。CSTによって、本学医学部附属病院ひいては山梨県全体の医療の質が維持され、さらに向上することにつながります。

 

 

Q&A

Q 登録に際して家族全員の同意が必要なのはなぜですか。
A

献体を希望される方が亡くなられた場合、最終的にご遺体を大学に引き渡すかどうかを決めるのはご遺族です。したがって、せっかくご本人が献体を希望されても、ご家族全員のご賛同が得られなければ献体はできないことになります。

Q 登録者の方が亡くなった際、大学へ連絡する前に確認することはありますか。
A

お通夜・告別式の有無及びお引き渡しの日時・場所をご確認いただき、大学へお知らせください。

Q 土曜日、日曜日、祭日または夜間(時間外)に亡くなった場合、大学への通知はどうしたらよいのですか。
A

ご遺体のお引き渡し日時、場所等をお決めのうえ、本学医学部附属病院事務当直(055-273-1113)までご連絡ください。 なお、夜間にご連絡をいただいた場合は翌朝以降のお迎えとなります。

Q

大学に遺体をお渡しする前に葬儀をすることは可能ですか。 またその費用は出してもらえますか。

A

葬儀をしていただくことは一向に差し支えありませんが、葬儀の費用を大学で負担することはできません。ご遺体の引取からご遺骨をお返しするまでの間、つまり大学でご遺体をお預かりしている間に必要な費用については大学で負担いたしますが、それ以外の負担はできません。

Q 亡くなった後、大学に遺体を引き渡すまでに日数のかかる場合はどうなりますか。
A

大学にご相談ください。お亡くなりになってから早い時間内にドライアイスを入れるなどの措置をしていただければ、ご遺体を解剖に適した状態で保存することができます。場合によっては先にご遺体をお預かりして防腐処置を施す事もあります。

Q 亡くなった場合、どんな書類が必要ですか。
A

ご遺体を大学に引き渡す際に、死亡診断書のコピーと埋火葬許可証をご用意ください。埋火葬許可証は市町村役場の戸籍係へ死亡届を提出する際、発行されます。

Q 遺体を大学に引き渡してから遺骨返納までの日数はどの位ですか。
A

本学の場合、学生の解剖学実習は9月~翌年1月まで実施されます。また、ご遺体をお預かりしてから実習に供するまでに3ヶ月以上の防腐期間が必要です。お預かりする時期によって多少お預かりする期間も変わってきます。長い間ご遺体をお預かりすることは心苦しいことですが、通常1年半~2年とお考えください。

Q 火葬の時に遺族は立ち会えるのですか。
A

火葬時のお立ち合いは遠慮いただいておりますのでご了承ください。

Q 遺骨の引き渡しはどうなるのですか。
A

ご遺骨のお引き渡しについては、あらかじめ大学からご相談いたしますので、ご都合のよい方法をご指示ください。

Q 献体者の慰霊はどうなっていますか。
A

本学では毎年10月に慰霊式を行なっており、献体された方々のご遺族をお招きしております。

Q 交通事故で亡くなった場合などは献体できますか。
A

事故の状況により異なりますが、献体は難しい場合が多いようです。まずは大学にご相談ください。

Q

献眼や臓器を提供したあとでも献体はできますか。

A

臓器移植と献体は両立できません。特に腎臓などの臓器移植の場合、体内の大きな血管が切られますので防腐処置ができなくなります。

Q 献体することについて費用がかかりますか。
A

献体登録すること、またはお亡くなりになって献体することについて費用は一切かかりません。火葬の費用も大学で負担します。ただし、葬儀の費用や戒名料、納骨にかかる費用はご遺族のご負担となります。

Q 実習に使用する前に防腐処置をするということですが、どのようにするのですか。また遺体はどのようにして保存されるのですか。
A

防腐処置では、手足の血管から防腐剤を注入します。防腐剤の効果が現れるのに三ケ月以上かかります。ご遺体はお一人ずつ専用の保管庫に納められ解剖まで安置します。

Q 亡くなった際、入院先の病院や主治医から病理解剖の要請があった場合、どうしたらよいでしょうか。
A

病理解剖も医学の発展に不可欠であり、要請があった場合にはご家族の反対がない限りご承諾いただいて結構です。その際、病理解剖終了後に正常解剖への献体はできませんので、ご了承ください。このような場合、後日でも結構ですので大学までご連絡をいただけますと幸いです。

Q 登録者が病気になった時に医療上の特典がありませんか。
A

無報酬でという献体の趣旨から、大学としては登録者に特別の扱いをすることはできません。優先的な診療や入院などの特別待遇もございませんので予めご了承ください。

Q 解剖学実習用の遺体が足りないということを聞きますが、山梨大学ではどうでしょうか。
A

解剖学実習は毎年行なわれており、医学生の数に対しご遺体の数は十分とは言えません。また、今後は外科手技向上のための研修 (CST) を予定しており、これまで以上にご遺体が必要となります。献体登録へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

当Q&Aは獨協医科大学のホームページに掲載されているQ&Aを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

 

お問い合わせ

 

山梨大学医学域総務課

〒 409-3898 山梨県中央市下河東1110番地

T E L:055-273-6724

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※こちらのメールフォームでは献体登録は完了しません。
 献体登録手続は電話等によるご本人の意思確認のうえ、手続きを進めさせていただきます。

 

 献体登録ご希望の方は、お名前、電話番号をご記入いただけると幸いです。

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