掲載日：2023.10.24 お知らせ
令和5年度中部ブロックDMAT実動訓練を実施しました
令和5年10月14日（土）、９県（富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、山梨県）で構成される中部ブロックのDMAT（※）実動訓練が実施されました。今年度は山梨県で開催され、県中北地域及び峡南地域で震度6弱の地震が発生し、富士山の火山性地震が増加した想定で、訓練が実施されました。
本院は、山梨県で初の試みとなる一カ所集中型による他県支援DMAT隊の参集拠点本部の設置・運営訓練を行いました。参集拠点本部は院内トリアージ棟に設置し、県外からの支援DMAT約75隊（救急車両等約約５５台）が参集しました。参集後は、ＤＭＡＴ調整本部から参集拠点本部に伝達される派遣要請先の説明を行い、各活動拠点本部ならびに医療機関等へ出動となりました。
同実働訓練では、参集拠点本部の設営から、山梨県ＤＭＡＴ調整本部および県内ＤＭＡＴ活動拠点本部との連携、他県からの支援DMAT隊の参集時における受付手順および各医療機関等への派遣指示、派遣先の現状確認など参集拠点本部における運営の流れが確認されました。
今後は、実働訓練を通じて明らかになった課題を検証・整理し、災害活動において十分な対応ができるよう努めてまいります。
（※）DMAT（Disaster Medical Assistance Team）とは、医師、看護師、業務調整員（医師，看護師以外の医療職及び事務職員）で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に急性期（おおむね４８時間以内）に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
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- 訓練後の集合写真
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- 参集拠点本部（トリアージ棟）入口
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- 参集拠点本部内の様子
