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掲載日:2018.11.30 お知らせ

人体病理学講座 大石 直輝助教が、2018年国際病理アカデミー (IAP) 日本支部・病理診断学術奨励賞を受賞しました。

2018年国際病理アカデミー (IAP) 日本支部・病理診断学術奨励賞とは、診断病理分野における優れた英文論文を2017 1 月から 12 月の間に発表した若手病理医を対象とする賞です。本年度は、1124日に広島国際会議場で開催された2018 IAP日本支部病理学教育セミナーにおいて授賞式が行われました。

受賞対象は、昨年Modern Pathology誌に掲載された Molecular alterations of coexisting thyroid papillary carcinoma and anaplastic carcinoma: identification of TERT mutation as an independent risk factor for transformation.です。

甲状腺癌にはいくつかの種類があり、もっとも多い乳頭癌 (にゅうとうがん) は一般的にゆっくり発育します。しかし、一部の乳頭癌はあるとき性質が突然変わり、たちの悪い未分化癌 (みぶんかがん) に転化します。本研究では乳頭癌から未分化癌に転化する過程で生じる遺伝子異常を解析し、遺伝子異常に基づいた甲状腺癌のリスク分類の基礎的データを示しました。

Oishi N, Kondo T, Ebina A, Sato Y, Akaishi J, Hino R, Yamamoto N, Mochizuki K, Nakazawa T, Yokomichi H, Ito K, Ishikawa Y, Katoh R. Molecular Alterations of Coexisting Thyroid Papillary Carcinoma and Anaplastic Carcinoma: Identification of TERT Mutation as an Independent Risk Factor For Transformation. Mod Pathol. 2017 Nov;30(11):1527-1537. doi: 10.1038/modpathol.2017.75.

 

以下 大石助教のコメント:

「歴史と伝統あるIAP日本支部の病理診断学術賞をいただき大変光栄です。本研究は多くの先生方にご協力いただいた成果で、特に加藤良平先生、近藤哲夫先生、がん研究所病理部の先生方に深く感謝申し上げます。本賞を励みとして、さらに質の高い病理診断を追及するとともに、疾患の理解につながる病理学研究の成果を発信し続けていきたいと思います。」

 

 


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