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掲載日:2019.1.30 お知らせ

大塚教授ら(生化学講座第一教室)の研究成果が 米国の国際科学雑誌「Cell Reports」に掲載されました。

 医学部生化学講座第一教室の大塚教授・山内助教・飛田技術職員らによる研究論文が、「Cell Reports」に掲載されました。

ELKS/Voltage-dependent Ca2+ channel-b Subunit Module Regulates Polarized Ca2+ Influx in Pancreatic b-Cells

 

 本研究では、アクティブゾーンタンパク質ELKSがインスリンを膵β細胞から血管方向へ効率良く分泌させていることを見出しました。さらに糖尿病モデルマウスのβ細胞ではELKSの発現量が減少しており、ELKSによる調節機構の破綻によりインスリン分泌が低下していることがわかりました。本研究の発見はELKSを標的とした新たな糖尿病治療薬の開発につながる可能性があります。

詳細はプレスリリースをご参照ください。

 

 本研究は、杏林大学医学部生化学教室、自治医科大学、京都大学、埼玉大学、新潟大学との共同研究による成果であり、本学の重点的研究プロジェクト(先端脳科学研究)、CRESTオプトバイオ領域および科学研究費補助金等の支援によって行われました。

 


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