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掲載日:2019.7.31 お知らせ

臨床検査医学講座 大竹志門助教が第41回日本血栓止血学会学術集会において、一般演題優秀賞を受賞しました。

 令和元年6月20日(木)から22日(土)三重県総合文化センターにて開催された第41回日本血栓止血学会学術集会において、臨床検査医学講座 大竹志門助教が一般演題優秀賞を受賞しました。

 タイトルは、「血小板・巨核球上のC型レクチン様受容体(CLEC-2)が,赤血球造血に及ぼす役割」です。

 上記発表において、Podoplaninという膜タンパクを発現する骨髄間質細胞の一部が、巨核球・血小板上に発現するCLEC-2との相互作用によってIGF-1と呼ばれるサイトカインを放出し、赤芽球の細胞死を抑制することで赤芽球の造血を正に制御していることを示しました。本研究により、CLEC-2の持つ、思いがけない生理学的役割を特定することができました。

 大竹助教は「このような賞をいただき、大変光栄に存じます。血小板の持つ多彩な役割を解明すべく、引き続き検討を続けていきます。」と述べています。

 


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