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掲載日:2019.9.12 お知らせ

健康・生活支援看護学講座 宮村季浩教授が、富士山八合目救護所ボランティアに参加しました。

― 以下はその体験記です。(病院広報誌「はなみずき」より抜粋)

 

 727日から29日までの3日間、富士山八合目救護所ボランティアに参加いたしました。今回で5回目の参加ですが、昨年は台風直撃で救護所が閉鎖され参加できませんでした。今年も台風6号の接近でまたもや中止かと心配されましたが、暴風雨の中、無事に救護所まで登ることができました。

 

 医師2名、看護師1名、検査技師2名の計5名体制で、夏休みに入って最初の週末のため多くの登山者を見込んでいましたが、台風の影響で登山者は少なめで、救護者は高山病を中心に10名ほどでした。

食事は隣接する山小屋「太子館」でお世話になるのですが、毎年15名ほどの学生アルバイトが1ヶ月ほどの泊まり込みで仕事をしています。山頂でのご来光を目指す登山客が夜中に出発するため昼夜交替制で、みなが笑顔で元気に厳しい仕事をしているところを見ると心が晴れるような気持ちになります。食事も山の上とは思えないほど豊かで、初日の土用の丑の日には、なんと「うなぎ」をいただきました。

 

 今回は天候の影響で救護者が少なく救護所内にいる時間も多かったため、太子館の井上館長に富士山の山小屋の歴史等の貴重なお話を伺い、太子館の中を見学させていただく機会もありました。さらに2日目は頂上に登り、3日目の朝にはご来光を拝むこともでき、まさに、至れり尽くせりの3日間でした。救護所の運営にご尽力いただいている皆様に深く感謝申し上げます。機会があればまた参加させていただきたいと思います。

 

富士山救護ボランティアの仲間と宮村教授

筆者:健康・生活支援看護学講座 宮村季浩


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