掲載日:2026.7.08 お知らせ
後藤豪医学域研究員が「Asia Pacific Spine SocietyのAPSS Congress Best Paper Award (Basic Science) Third Placer」を受賞
令和8年6月3日(水)~6日(土)、フィリピンのシャングリ・ラ マクタン セブで開催された「Asia Pacific Spine Society 32nd Annual Scientific Meeting & 31st Philippine Spine Society Annual Meeting (APSS-PSS)」において、後藤豪医学域研究員(整形外科学講座)が「Asia Pacific Spine SocietyのAPSS Congress Best Paper Award (Basic Science) Third Placer」を受賞しました。
本賞は、APSS-PSS年次学術集会のBest Paperセッションにおいて、優れた研究発表を行った演題に授与される賞です。今回受賞したBasic Science部門は、脊椎外科・整形外科領域に関連する基礎的・橋渡し的研究を対象とした部門であり、研究の独創性や今後の発展性が評価される国際的な発表の場です。
受賞題目、研究内容、コメントは以下のとおりです。
- 受賞題目:Plasma proteomic signatures of skeletal muscle mass linked to diet and digital phenotypes: UK Biobank discovery and YMoC (Japan) validation –
- 研究内容:本研究では、英国の大規模コホート研究であるUK Biobankと、山梨大学社会医学講座で進めている山梨マルチオミックスコホート研究(YMoC)を用いて、筋肉量に関連する血液中タンパク質を探索しました。さらに、食事、睡眠、活動量計Fitbitによる睡眠・心拍変動、山梨大学発のベンチャー企業であるTaomicsが開発したTaohealthアプリによる生活記録を組み合わせることで、筋肉量に関わる体内のシステムと日常生活の行動データとの関連を検討しました。山梨から生まれたデータを国際的に発信し、その成果を整形外科領域の診療や地域の健康づくりに還元していくことを目指しています。
- コメント: 国内で積み重ねてきたYMoCのデータと、UK Biobankを用いた解析を組み合わせた研究を、国際学会の場で評価していただけたことは、今後の研究を進める上で大きな励みになりました。
本研究は、整形外科学講座、社会医学講座をはじめ、多くの先生方、研究にご参加くださっている皆様のご協力によって進められているものです。今回の受賞を励みに、YMoCを世界に発信できるデータセットへと さらに発展させ、山梨から新しい医療や健康の考え方を提示できるよう、引き続き研究に取り組んでまいります。
- 表彰状
- 受賞した後藤研究員(写真一番左)


