掲載日:2026.8.03 お知らせ
大塚稔久医学域教授、森靖典医学域准教授らの論文がThe Journal of Cell Biologyに掲載されました
大塚稔久医学域教授、森靖典医学域准教授、金然正医学域助教、濱田駿医学域助教(生化学講座第一教室)、賀来文博さん(医学部医学科6年 ライフサイエンスコース)、廣瀬謙造東京大学教授、坂本寛和名古屋大学准教授らグループの論文が、細胞生物学分野を代表する国際学術誌「The Journal of Cell Biology(JCB)」(Rockefeller University Press発行)に掲載されました。
論文の題目は「CAST/ELKS–Endophilin-A interaction ensures synaptic vesicle pool size」です。
本研究では、シナプス前終末のアクティブゾーンタンパク質CASTおよびELKSが、エンドサイトーシス関連タンパク質Endophilin-Aと直接相互作用し、液–液相分離を介して神経伝達に必要なシナプス小胞の数を維持する新たな分子メカニズムを明らかにしました。
さらにこの相互作用が障害されると、神経伝達に使えるシナプス小胞が著しく減少し、持続的な神経伝達が低下することを実証しました。本成果は、神経伝達を支える基本原理の理解を深めるとともに、神経変性疾患の病態解明および新たな治療標的の開発につながることが期待されます。
大塚稔久教授は、「アクティブゾーンとエンドサイトーシスを結び付ける新たな分子基盤を明らかにすることができました。本研究成果が、シナプス機能異常を伴う神経疾患の理解と治療法開発につながることを期待しています」とコメントしています。
この学術論文は同誌に7月22日(水)付けで掲載されています。
詳しくは学術誌ウェブページをご覧ください。
論文掲載URL:https://rupress.org/jcb/article/225/9/e202508077/282852/CAST-ELKS-endophilin-A-interaction-ensures
