What's new_2007

2007

特進コース(医学科2年次生)の青木正君が『循環器学研究振興財団の研究助成金』を受賞しました。
青木君は本年度より本学で実施しているMD Ph.D.コースの第一期生として、4月より本講座のメンバーとなり、学部の厳しい授業のわずかな空き時間を使って研究活動を行っています。今回は、自身の作成した研究計画が高く評価され、大学院生を含む多数の応募の中から学部生である彼の研究が見事選ばれました。(12/28/07)
小池助教が『上原記念生命科学財団の研究奨励金』を受賞しました。
「CRPを標的とした動脈硬化治療法の開発」
上原記念生命科学財団の研究助成金および奨励金は、推薦枠が各大学1名のみに限定されているため、特に優れた研究に対して授与されることで知られています。今回、小池助教の研究計画が本学の学内選抜を通過し、本選である財団の審査においても見事選ばれ、奨励金を授与されることが決まりました。(12/28/07)
2008年7月26日(土)「第3回ウサギフォーラム‐医療に貢献する実験用ウサギの新しい展開‐」を開催しました。
本フォーラムは、我々が発起人となり2003年より開催しているもので、医学研究におけるウサギの有用性をより多くの研究者に知ってもらい、また、国内のウサギ研究者の情報交換の場として、活発な議論とさらなる研究の活性化を目的としています。2005年からは国際フォーラムと国内フォーラムを毎年交互に開催することとなり、本年のフランスでの国際フォーラムに続く、国内での3回目となる来年は、神戸大学の塩見雅志先生がオーガナイザーとなり、神戸大学医学部にて開催します。(11/13/07)
 
日時:2008年7月26日(土)
場所:神戸大学医学部 「神緑会館」
演題を募集いたします。詳細は、第3回ウサギフォーラムのホームページをご覧ください。
去る11月28日、「第66回山梨内分泌代謝研究会」を開催しました。大阪府済生会野江病院・院長 今村正之先生に特別講演『膵内分泌腫瘍診療の実際』を行っていただきました。
“bench to bedside”という医学研究の理想を体現された大変印象深い内容でした。この場を借りて今村先生に御礼申し上げます。また、ご参加くださいました多くの先生方、ありがとうございました。(11/29/07)
7月17日(火)、Lars Berglund教授(UC Davis)による「分子医学特別講演会」および学生対象の特別懇話会を開催しました。
Lars Berglund教授は現在、全米から選ばれた12校の医学部の中の1校の代表として、NIHから巨額の研究費を受けて、米国の今後の医学研究の基本方針である、Translational Researchに着手し始めたところです。現在もSweden国籍の在米外国人であり、MD取得の前にBiochemistryの博士号を取得したという多彩な経歴を持つBerglund教授と、本学医学部および大学院の有志の学生とがそれぞれの視点から様々なテーマで白熱したDiscussionを行いました。また、Berglund教授の着手している大型プロジェクトであるTranslational Researchプロジェクトについて、その必要性や有効性、現状と展望について素晴らしい講演を行っていただきました。ご参加いただきました学生諸氏および先生方に厚く御礼申し上げます。
7月14日(土)、大阪国際会議場において「第12回Lp(a)カンファレンス」を開催しました。(7/19/07)
本年は本講座の範教授が当番世話人を務めました。本カンファレンスは、独立した動脈硬化の危険因子として知られるLp(a)に関する最新の研究成果を発表し討議する会として1996年から開催されており、12回目を迎える本年は、Lp(a)分野の世界的な権威であるLars Berglund教授(UC Devis)をお招きして、特別講演を行っていただきました。また一般演題においても、いずれも素晴らしい研究成果の発表が行われ、盛況のうちに終了いたしました。ご参加頂いた先生方に心より御礼申し上げます。
6月28‐30日にドイツで行われた"3rd International Russell Ross Symposium 2007"において、範教授が招待講演を行いました。(7/6/07)
このシンポジウムは、動脈硬化の発生機構における「傷害反応仮説」の提唱者として世界的に著名なRussell Ross教授を記念して、2000年より開催されている動脈硬化研究の国際シンポジウムです。 範教授は近年の独創的なCRP研究の成果を評価され、CRPに関する講演を行いました。
我々が共催した"2nd International Meeting on Rabbit Biotechnology"が6月14‐15日にフランス(INRA Jouy en Josas)で開催され、盛況のうちに終了しました。
本シンポジウムには各国から多くの出席者が集い、ウサギの飼育や繁殖に関する技術や、ウサギの生体メカニズムのヒトとの類似性、ヒトの各種疾患の病態解明に貢献するウサギモデルなど、基礎的な動物管理から臨床応用を目的とした実用的研究まで、幅広い分野でのセッションが行われました。日本からも多くの先生方が参加し、優れた成果を発表してくださいました。本シンポジウムに参加いただいた皆様に心から御礼申し上げます。
4月18日開催の「Joint Cardiovascular Seminar」は盛況のうちの終了いたしました。ご参加いただいた先生方ならびに学生の皆様に心より御礼申し上げます。(4/24/07)
このセミナーはアストラゼネカのスウェーデン本社より、動脈硬化研究の世界的権威であるEva Hurt-Camejo 教授らをお招きして、アストラゼネカのGrantを授与された我々のプロジェクトに関する会議と、アストラゼネカの創薬戦略についての講演を行いました。

範教授が指導した博士課程の卒業生である梁景岩先生(現筑波大学循環器内科研究員)の卒業論文が、『第11回在日中国人留学成果優秀論文』として選ばれました。(4/24/07)
この賞は、在日中国人留学生および研究者の優れた研究成果を中国、日本および世界各地に広く発信する目的で、1996年から行われ、日本国内で活躍の中国人留学生および研究者の最高レベルの成果に対して、毎年送られるものです。
平成19年1月30日付日本学術振興会からの通知により、平成19年度二国間(ハンガリー)交流事業共同研究申請が採用決定されました。
この事業は日本学術振興会が、諸外国の学術振興機関との協定等に基づき、個々の研究者交流を発展させた二国間の研究チームの持続的ネットワーク形成を目指しており、我が国の大学等の優れた研究者が相手国の研究者と協力して行う共同研究・セミナーの実施に要する経費を支援するのもです。