中学生の時に病気で入院したのをきっかけに、医師になりたいと思うようになりました。高校の先生に「ちょっと難しいのではないか」と言われた通り、結局2年間浪人しましたが、どうしても医師になろうと思って頑張りました。この間、予備校の先生をはじめ、周りの人たちが本当に親身になってくださり、今ではあれはあれで良い時間だったと思っています。
入院の体験から、最初は小児科医をめざしていたのですが、いろいろ勉強するうちに、自分は心臓とか循環器が好きだということに気がつきました。これから勉強していくと、さらに興味がわくことが出てくるだろうと期待しています。
部活は海外医学交流研究会に所属しています。海研は、1年に1回、実際に海外に行って現地の医療を学ぶというサークルで、私も3月にベトナムに行ってきました。あちらの病院では、一つのベッドを全く関係のない病気の人が3人で使っていたり、病院で診てもらうために夜中の2時くらいから並んでいたりと、日本とはまったく違っていて驚くことばかりでした。これからは実習も始まりますが、医師としての姿勢を学び、将来は、患者さんが身近に感じてくれるような医師になりたいと思います。
※インタビューは、2013年4月/2014年5月に行ったものです
学年次は、インタビュー時のものです