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信州大学医学部と山梨大学医学部合同シンポジウム

加藤大貴さん

医学部医学科 2014年入学

2016年11月12日 信州大学松本キャンパス

今回、信州大学医学部との合同シンポジウムに参加しました。このシンポジウムは、基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成をテーマとして信州大学医学部の参加型臨床実習プログラムと山梨大学医学部のリエゾンアカデミー研究医養成プログラムの成果を発表するものでした。私は山梨大学の学生代表として自分の経験と研究内容を発表させていただきました。まず文部科学省医学教育課企画官の方から、医師養成の方向性のご講演を聞きました。医学教育もグローバル化、世界標準という言葉が注目されていますが、日本の医学教育の考え方をきき、知識を共有することは医学生として自分の医学の学習への考え方をあらためて真剣に考える良い機会でした。医学教育には様々な意見がありますが、学生として自分の意見をわずかながらも発信できたことも大きかったと思います。テーマは大きく信州大学は臨床、山梨大学は研究と分かれていましたが、講演や信州大学医学部の成果発表を聞く中で、将来、医師として必要とされるのは臨床も研究においてもそんなに大きく違わないのではないかと感じました。当たり前のことですが、医師として臨床においても、研究においても目の前の患者さんや研究テーマに対して自分の頭で考え、能動的に行動することが最も大切なことではないかと感じました。グローバル化の中でも自分の足でしっかりと立ち、前に進もうとする気持ちを持つことが大切だと思いました。今回のシンポジウムは医学教育改革について様々な取り組みがあることを知り、大きな目標は1つなのだけれど、それに向かう方法は様々と知ることができました。最後になりますが、今後、日本の医学教育が諸外国にも負けない充実したものとなることを信じ、その医学教育を受ける側として、そのような医学教育改革をしてくださった先生方の期待に答えるべく医学医療の学習を行っていくことを心に刻みたいと思います。


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