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第五回サイエンス・インカレを見学して

並木 智宏さん

医学部医学科 2015年入学

2016年3月5-6日 神戸国際会議場

 第五回サイエンス・インカレに参加して、最も印象に残ったのは理化学研究所理事長でおられる松本紘先生のご講演でした。その内容は私ではとても説明しきれないようなメッセージ性に富んだものであり、若手研究者にとって刺激的なものでした。
 私が思うサイエンス・インカレの一押しポイントは、他の学会発表と異なり学問的な価値やインパクトだけでなく、発表者本人がその発表内容に対し科学をしたのかどうかが高く評価されることだと思います。その狙い通り、今回のサイエンス・インカレの発表の中には各専門分野で注目されている内容に関するものだけでなく、食品で作る太陽電池や、訳あってラーメンを食べられない人がラーメンを食べる感覚を味わうための味覚操作システムの開発など、普段から研究に関わっていない人も興味が湧くような研究成果を発表された方々もいました。
 発表に関して口頭発表とポスター発表がありますが、口頭発表では発表者が限られた時間の中で自らの研究内容を、それを知らない聴衆にわかりやすく伝えるための工夫が凝らされていました。同じ年代の学部生がみせる高いプレゼンテーション能力に焦りつつも、自分が取り組んでいる研究内容は同様に上手く伝えられるだろうか、そもそも自分自身で完全な理解が深まっているのだろうかと考え直す良い機会になりました。また、ポスター発表では発表者と聴衆の距離が近く、気軽に質問できる雰囲気もあり大変な盛り上がりでした。私は今回見学者として参加させていただいたのですが、ポスター発表の場で自らの説明に対する聴衆の反応を見たり、質疑のやり取りをすることが良い口頭発表に繋がっていることを再認識する良い機会でした。
 幸いにも山梨大学ではライフサイエンス特進コースにて学部生の研究活動を支援する体制が整っています。このような貴重な環境を十分に活用し、研究成果でそれに応えられるように今後も努力していきたいと思います。


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