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Symposium: JSPS core-to-core program “Cooperative international framework in TGF-β family signaling”

深川 彰彦さん

医学部医学科 2010年入学

2013年10月28-29日 愛媛県松山市

2013年10月28・29日に愛媛県の道後温泉にて開催されたThe 3rd international symposium by JSPS core-to-core program “Cooperative international framework in TGF-β family signaling”に参加してきました。このシンポジウムは、TGF-βシグナル伝達機構・関連疾患の治療法の開発を目指している日本・スウェーデン・オランダの研究者の交流を目的としているそうです。開催地となった道後温泉は日本三古湯の1つと言われており、夏目漱石の小説“坊つちゃん”にも描かれおり、愛媛県の代表的な観光地となっています。

〜発表内容〜
今回、私はδEF1, an EMT-associated transcriptional factor, maintains DNA methylation of the E-cadherin promoterという演題でポスター発表させていただきました。近年、がんの悪性化の過程にて、がん細胞の形態が著しく変化することが観察されました。そしてこのがん細胞の形態変化によって、がん細胞は運動性を獲得し、浸潤していくことが明らかになりました。今回のシンポジウムでは、DNAのメチル化がこの形態変化に関与しているのでは?、ということを発表させていただきました。初めての国際シンポジウムということもあり非常に緊張しましたが、専門家の方々の貴重な意見(厳しい指摘も…)もいただけたので、有意義な2日間となりました。

〜最後に〜
医学部の学生でありながらこのような機会を与えて頂いた宮澤教授や生化学講座第2教室の先生方、リエゾンアカデミーに感謝致します。


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