2024年度東日本研究医養成コンソーシアム 第14回夏のリトリート参加報告
栗田 空さん
2024年8月17日、18日に群馬県の伊香保温泉で行われました、2024年度東日本研究医養成コンソーシアム 第14回夏のリトリートに聴講の立場で参加させていただきました。
医学部に入ってまだ間もなく、医学に関する知識をわずかにしか持ち合わせていません。そのため私としてはリトリートを通して一方的に知識や経験を享受することになってしまい申し訳ありませんが、今持つわずかな知識を大いに活用して理解を深めることで、そうした享受をより充実したものにさせ、これから先一層周りに還元できるようにという思いで参加しました。
研究発表の場に参加したのは初めてですが、その質の高さに驚かされました。研究内容への驚きはもちろんのこと、それらの研究に対する質問の鋭さからも、皆さんが持つ知識の深さと広さ、そして頭のキレを伺い知ることができました。専門分野はもとより多様な分野に精通しており、医学的知識はもちろんのこと研究技法や最新の論文の内容など幅広い知識を持ちまたそれを更新し続ける努力を怠っていないこと、そして、分野に関わらず他の研究者の発表から有用な知見を得るとともに自分の研究と照らし合わせて自分に役立てようとしていること、こうした様子を他の参加者から見て取ることができ圧倒されるとともに、自分の至らなさを痛感しました。
まずは努力を重ねて医学の知識を得るとともに、多くの論文を読むことで研究的思考力の醸成と新しい知見、研究手法等の理解向上を目指していきたいです。そうした努力を当たり前のようにこなして初めて土俵に上がることができるのだと思います。まだ研究室体験の段階ですが、こうした過程を踏んで研究を行い、学生のうちに学術雑誌に掲載してもらえるような論文を書けるように精進していきたいと思います。
最後になりますが、今年度のリトリートの運営をしていただいた群馬大学の職員・学生の皆様、そしてご支援いただいたライフサイエンスコース事務局の皆様と山梨大学教員の皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
