学長賞受賞のご報告 医学科6年 結城真広
私はこの度令和3年度学長賞を頂きました。在学時代の有終の美をこのような賞にて飾ることができましたこと大変うれしく思います。また日々大変お忙しい中、未熟で至らない私を指導していただきました土屋先生をはじめ数多くの先生方に御礼申し上げます。
ライフサイエンスコースという素晴らしい制度のおかげで、大変有意義な学生生活を過ごさせていただきました。大塚教授はじめ生化学第一教室の先生方には右も左もわからない自分に研究の楽しさを教えていただきました。冬のリトリートにて中尾教授や小泉教授はじめいろいろな先生方や先輩後輩とワインはじめ様々なお酒を飲み温泉で談笑するのはコロナ禍の今となってはとても懐かしくいい思い出です。そして三年の終わりより在籍させていただいた旧第三内科(現糖尿病内分泌代謝科)では、私を一人の研究者として育てていただき、基礎研究から臨床研究、症例報告、論文執筆などの経験はじめ、数多くの学会参加・発表、さらにはサンフランシスコでの国際学会への参加まで非常に貴重な経験をさせて頂きました。おかげさまで研究の苦労やその先にあります楽しさ、学会に参加することでの楽しさなどたくさん学ばせていただきました。また、夏のリトリートを通して全国の研究している学生と交流を持ち仲良くなることは刺激を受けるだけでなく、今後の人生において貴重な宝物になると思っております。
私はこの3月を持ちまして山梨大学を卒業します。そして初期研修医として医師としての1歩目を踏み出す予定です(執筆中はまだ国家試験合格発表前ですのでドキドキですが)。私はここまで育てて頂いたからには今後も医師として研究に携わっていくことが恩返しにつながると思っています。私自身はまだまだ未熟ですが、これからも次のステージにて日々研鑽していき、医療の発達や人の役に立ちたく思います。そしていつかは私自身が山梨大学の先生方から受けた感動を同じように下の人に伝えていけるような、医師であり研究者でありたく思います。
末筆にはなりますが、学長賞受賞はじめここまで学術活動ができましたのは、指導してくださった先生方、切磋琢磨できた仲間、そして支えてくれた家族のおかげです。重ねて心より御礼申し上げます。