9月7日~9日に金沢で行われた第46回日本磁気共鳴医学会大会に参加しました。私は機械学習のセッションで「Multi-shot EPIを用いた高分解能頭部拡散強調像: 深層学習による撮像高速化の検討」という演題で口頭発表を行いました。深層学習を利用した高速化というテクニカルな内容であったにも関わらず、多くの質問を頂くことができ大変有益な機会でありました。
深層学習はいま流行りの分野であることもあって、一般口演やポスターの他にもシンポジウムやランチョンセミナーにおいて多数の発表がありました。深層学習の基礎や研究の最近の動向といったことにとどまらず、学習において複数のベンダーのデータを混ぜると性能が低下することがあるといった実践的な知見も得ることができ、今後の研究の参考になりました。
今回、私の指導をして頂いている玉田大輝先生のポスターが最優秀演題賞に選ばれておりました。私も今後研究に精進して、優秀賞とまではいかなくとも、玉田先生に少しでも近づけるよう頑張りたいと思いました。