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第89回薬理学会年会での発表を終えて

久保田 啓太さん

医学部医学科 2013年入学

2016年3月9-11日 パシフィコ横浜

私は今回の第89回薬理学会年会(平成28年3月9日~11日、パシフィコ横浜に於いて)での発表をしたことによって多くのことを学びました。まずは、発表をする際の準備過程で今一度、現在自分が仮説を立てて検証している研究についてまとめる必要があります。自分の研究状況を客観的に考察することにより、この仮説を主張するためにはあとどのデータが必要で、どこの部分を補強しなければならないのかを知ることが出来、今後の実験予定を組むための良い機会となりました。
 次に、私は口頭発表をしたのですが、話す内容が同じであるならば言い回しは何でも良いのかというとそういう訳でもなく、学会発表には学会発表に適した、サイエンティフィックな話し方があるのだと教わりました。指導教員である小泉教授と、発表原稿の校正を繰り返すことで、素人ではなく研究者としての発表方法を学ぶことが出来ました。その甲斐あって、実際の7分という短い発表時間でも私の研究内容を理解してもらうことができ、質疑応答の際には多くの質問をして頂きました。発表する度に発表の仕方が上手になっていくと、所属講座の先生方がおっしゃってくださり、回数を積むことの大切さを実感しました。
 最後に、他人の発表を聞くことで新たな知見に触れることが出来ました。それによって現在、自分が追っている現象の詳細なメカニズムを読み解くヒントを得ることが出来ました。普段の研究では1つのことを深く追及しているため、研究トピックから外れていると思われるような事柄にまで勉強がついていかないことがあります。しかし、こういった学会発表では色々なテーマの最新の研究結果が見ることができますので、効率良く幅広い見聞を得ることができて良かったです。
 概して、今回の薬理学会年会への参加は、自分が発表するという立場および他人の発表を聞くという立場という両方の観点からして、とても良い機会でした。


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