9 月 21 日,日本数学会 2023 年度秋季総合分科会(東北大学)で口頭発表を行いました.
遠い北海道大学でコロナ禍の最中に開催された昨年度の秋季総合分科会に比べると今年度は賑やかで,より多くの方に発表を聞いていただけました.事前に大学内の数学セミナーで同じ内容を発表していたこともあり,当日は緊張することなく分かりやすい発表ができたように思います.
2 日間で他の方々の発表もお聞きしましたが,教科書に書かれているような強い条件下の単純化された議論と違い,皆さん非常に複雑な状況で驚くべき結論を出していらっしゃって,ただ感動するばかりでした.視野を広げて様々な分野の知見を繋ぎ合わせることの重要性を強く感じました.
また,昔山梨大学にいた研究者の方とお会いすることができました.その方とは昼食をご一緒しながらお話しし,今の大学での研究の様子やセミナーの情報など様々なことを教えていただきました.このような良いつながりを得られるという意味でも学会への参加は非常に貴重な機会です.
今回の学会に参加するにあたって指導し引率してくださった城野先生と中本先生,そして放射線科,ライフサイエンスコースに,この場をお借りして感謝申し上げます.これからも広い視野をもって研究に力を注ぐ所存です.