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学会参加報告

濱田 健太郎さん

医学部医学科 2017年入学

2019年7月25-28日 朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター

 今回日本神経化学会と日本神経科学会の合同大会であるneuro2019に参加し、Junior investigator poster awardをいただくことが出来た。まさか自分が受賞できると思っておらず、大学院生も多くいる中で高い評価をいただけてとてもうれしかった。

まずこの報告書の始めに共同研究者である篠崎先生と所属している薬理学講座の教授である小泉先生にこのような素晴らしい機会を与えていただいたことと普段から時間を割いて指導していただいていることに感謝したい。

学会には初めての参加であったが同年代の研究者や大御所の方も含め様々な人々と交流出来たこと、いろいろな研究の話を聞けたことはとても有意義であった。また今回受賞したことで山梨大学の他の講座の先生や知らない他大学の先生にまでおめでとうと言っていただけたのも発表してよかったなとの思いが生まれた。

 賞をいただけた事に関しては学会の前に学内の神経系の研究室があつまる勉強会で発表させていただけたことが大きかったように思う。こういう書き方をするとさぞ成功したかのように思われるかもしれないが結果は散々たるもので何度も質問に答えられず篠崎先生にフォローしていただき、そもそも内容が聴衆に伝わるようなプレゼンが出来ず自分の力不足を痛感した。

だが諸先生方が学会にも出たことがない私の発表を聞いて学生だからと甘く査定するのではなく、厳しく批評を加えていただけたこと、発表する場を与えていただいたことで自分の足りないところを知り少しでも改善を加えられたことで学会で物おじせずに発表することが出来たのだと思う。力が及ばずふがいない思いをしたがそもそもやってみなければ出来不出来もわからないので失敗を経験させていただけたことが大きかったように感じている。

 最後になるがほかの大学では学部時代から研究する機会は少ないのに加え、研究室に配属されてもほとんどお客さん扱いのところも少なくないと今回学会で聞いた。山梨大学は様々な機会を与えていただける素晴らしい環境である事が改めてよく分かったのでお世話になっている薬理学講座の先生方やリエゾンの方を含めた様々な先生方に濱田をライフサイエンスコースに入れて研究する機会を与えたことが正解だったと感じていただけるように今後一層日々の研究活動を頑張りたいと思う。


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