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2021年度東日本研究医養成コンソーシアム                 第11回「夏のリトリート」参加報告

曽根良太さん

医学部医学科 2016年入学

2021年 夏季リトリート報告                 医学科6年 曽根良太

 

今回初めて、横浜市立大学主催の夏季リトリートに参加させていただきました。

Zoomでの開催ということで多少の制限はあるものの主催大学の先生方、学生方のご協力もあり、とても充実したリトリートを経験することができました。また懇親会も開催して頂き、他大学の先生、学生との連絡の取り合い、意見交換もでき非常に有意義な時間を過ごすことができました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

各大学の学生の全体・個別発表はどの内容に関してもオリジナリティが高く、発表の仕方までも高度で大変刺激的であり、参考になることが多々ありました。また、自分の分野とは全く異なる研究内容を聞くことで、いかに自分が他分野のことを知らなかったのか痛感し、「幅広く知識を学ばないといけない」と思い直すきっかけを頂きました。そして他分野ならではの着目するポイントも知ることができ、より俯瞰的に物事を見て結果を解釈するのがとても大事であることを改めて感じました。学生からの質問内容もかなり鋭く1つの発表を聞く度にどんな質問がされるのか、他の分野で研究している人はどんな視点でこの結果を解釈して疑問に感じたのか、自分が思っていたのとは異なる斬新な考えを聞くことができ、とても貴重な体験をしました。

 

私は個別発表でゼブラフィッシュの遺伝子編集で得られた解析結果を発表しました。

Zoomを通しての発表で聞き手側の雰囲気が分かりにくい状況かつ私自身、初の他大学参加の発表であり、多くの方が自分の研究テーマに興味を持ってくれているのか気になりながらの参加となりました。また、自分の発表が伝わるかどうか不安であり前日の夜はなかなか寝付けませんでした。発表当日は、やや緊張しながらも無事に発表を終えることができ、予想より多くの反応があり、良い悪い両方を含めてとても思い出深いリトリートとなりました。

同時に研究意欲を掻き立てられ、さらに研究を続けたい意志が強くなった機会でもありました。

 


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