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医学科5年特進コース学生がDOHaD研究会の優秀演題賞を受賞する

リエゾンアカデミー事務局

2013年6月17日

 環境遺伝医学講座(ライフサイエンス特進コース)所属の医学部5年の前山弘樹君が、第2回DOHaD研究会(6月7日(金)〜6月8日(土)の2日間、 東京の厚生労働省戸山庁舎で開催)で優秀演題賞を受賞しました。受賞演題名は「妊娠期母体精神ストレスに起因する11β-HSD1発現上昇と肝脂質代謝異常」です。


ところで、DOHaD(Developmental Origin of Health and Diseaase)とは、「糖尿病や肥満等の生活習慣病の体質の源は胎児期の胎生期環境によって形成される」という考え方です。

これは、オランダや中国の飢饉の際の妊婦から生まれた世代が、成人後に生活習慣病が多発した、との疫学調査からでてきた考え方で、胎生期の低栄養環境が胎児を肥満体質形成に関わることがエピジェネティクス研究等から明らかにされつつあります。

今、我が国では、妊婦の多くがダイエットによる栄養不足となっており、生まれてくる世代が将来、生活習慣病をもった大人になること(生活習慣病の多発)が危惧されています。

このような背景の下、前山君と平澤講師らは、低栄養ではなく、妊娠中の「精神ストレス」をマウスにあたえ、精神ストレスでも成体期に糖質・脂質の代謝異常が生じて生活習慣病体質が獲得されることを見いだし、分子メカニズムの一端を明らかにしました。

この点が評価され、並みいる他大学の教員や大学院生の発表の中、唯一の学部学生としての発表者であった前山君(特進コース所属)が受賞したことは意義深いと思われます。


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