第5回サイエンス・インカレに、「上皮間葉転換制御因子による細胞老化制御とがん悪化機構に関する研究」というタイトルで、ポスター発表で参加しました。これまでに学会発表の経験がない私にとって初めてのポスター発表でしたので、準備から発表まで至らぬ点が多々ありましたが、良い経験をさせていただきました。
会場では様々な発表があり、それを見るだけでも面白く、視野も広がったように思います。
特別講演では理化学研究所の松本理事長のご講演を拝聴しました。その中で、研究室での研究は非常に細かい、枝葉末節の部分であり、そこだけではなく、広い知識を、木の幹の部分の視点を持っていくことが大切、といったお話を伺いました。私の研究はまさにその枝葉末節の部分であり、視野の狭さを思い知らされました。ポスター発表でも質問に答えられないことがあり、また、他分野の方に説明することを非常に難しく感じるなど、知識不足、勉強不足を感じました。そういった自分の至らなさを知ることができる非常にありがたい機会をいただき、感謝しております。
最後に、ここまで研究をさせていただいているのも、今回参加できたのも、ご指導してくださる先生方のおかげです。誠にありがとうございます。