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2016年度 関東研究医養成コンソーシアム 夏のリトリート

小村 慶和さん

医学部医学科 2014年入学

2016年8月18-19日 伊香保温泉 森秋旅館

 関東研究医養成コンソーシアム・夏のリトリートに参加しましたので、報告いたします。私は2年生からライフサイエンス特進コースに所属していましたが、その活動は所属講座内だけであり、外部での発表などは今回のリトリートが初めてでした。今回は、人前で自分の研究内容を分かりやすく伝えること、そして研究者を志す同世代の人々と交流することを通して自身の視野を広げることを目標に、参加してきました。
 今回のリトリートは8月18・19日の2日間、群馬県伊香保温泉で開催されました。初日は、4グループに分かれてポスター発表が行われました。一人当たり5分間の発表と3分間の質疑応答でした。発表では様々な分野の最先端の知見から、同世代の人の研究成果まで、多くのことを知ることができました。私もこの日に、「ペットの有無が高齢者のADLに及ぼす影響の検討」というテーマで発表しました(ADL:Activities of Daily Living, 日常生活動作)。この研究に用いたデータは、山梨県の高齢者に参加していただき、10年以上追跡調査しているY-HALEという研究のもので、所属講座の方々と研究参加者を含む多くの人々の協力があって得られたものです。分析は、高齢者を、ペットを飼っている「ペット飼育群」と飼っていない「ペット非飼育群」に分け、ADLの低下率の変化を比べました。私にとって初めての研究だったため、不明な点が多々ありましたが、所属講座の先生方にご指導いただきながら、何とか当日までに形にすることができました。発表は、事前に練習を重ねた成果が出せ、順調に行うことができました。しかし、質疑応答となると、予想以上に多くの、そして鋭い質問に対し、うまく答えることができませんでした。その中でも特に、「ペットの飼育をベースライン時点でしか聞いていないため、ベースライン時点では飼っていると答えていてもその後すぐにペットを飼わなくなってしまった人もペット飼育群に含まれている可能性がある。その点はどのように検討しているのか。」という質問にはその場では全く答えることができませんでした。この質問は、大学に戻ってから講座の先生方に検討方法を教えてもらったのですが、まだまだ勉強が足りないと痛感しました。
2日目は先輩方の口頭発表を聞きました。どの大学の先輩方も素晴らしい研究内容でしたが、私が特に驚いたことは、多くの学生が自分の専門ではない分野でも疑問や意見を持ち、質疑応答の際に発言をしていたことです。これは、おそらく勉学から得た多くの知識や様々な分野に興味関心を持っているからであろうと思い、私もより一層、勉学に励み、視野を広げていこうと思いました。
 今回のリトリートは、私の好奇心と向上心を大いに刺激するものでした。また、空いた時間には、多くの人と、研究の話から普段の学校生活の話まで様々なことを話すことができ貴重な機会となりました。そして今後は、10月と1月に開催される公衆衛生学会と疫学会に向けて、自分が今、取り組んでいる研究をよりよいものにしていきたいと思います。


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