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短期留学

森 優喜さん

医学部医学科 2012年入学

2014年3月8-13日 ハーバード大学

短期留学を終えて
医学部医学科2012年入学 森 優喜

今回私は2年生の3月に、ハーバード大学/MGHのEng Lo Professorのラボを訪問しました。
このラボでは、主に脳卒中を中心とした神経変性疾患についての研究を行っています。
神経変性疾患は治療法の確立が難しく、日本では治療が行き詰まり、治療法を研究するためにも、その面で研究が進んでいるアメリカで研究活動を行っている方々がとても多いです。日本で医局に入ってから神経変性疾患の研究を行うためにMGHのラボにきた医者の方も多くいらっしゃったので、日本ではなくアメリカのラボで研究をすることのメリットや留学のタイミングについてなど、多くをお聞きすることができました。
アメリカには亡くなった方が提供して下さった脳を保管するブレインバンクがあり、ブレインバンクとMGHなどの数々の大病院との連携があるため、検体が手に入りやすく、人の検体を用いた研究活動を行いやすいことが特徴です。脳を提供してくださった患者さんのカルテ管理等、これらの検体の管理を行う専門の方がいらっしゃるため、実験で用いる際に倫理委員会を通すまでの時間も日本より短いそうです。中には精神疾患病だった方の脳も保管されているそうなので、日本では検体を確保することが難しい神経変性疾患の実験もできてしまうそうです。
他にも、David E. Fisher ProfessorやBradley T. Hymer Professorのラボを見学させていただいたり、実際に研究員の方にお話をお聞きしたりすることができました。アメリカのラボは日本よりも年齢層が幅広く多くの方がいて、みんな研究に対してとても熱心だと感じました。中には高校生のテクニシャンもいて、興味がある人は自主的にラボにお願いして出入りさせてもらうのがアメリカでは普通だとお聞きしました。 それぞれのラボにはそれぞれの良さがあり、実際に訪れ、そのラボに所属している方々にお話をお聞きすることで実感することができます。同様に、日本もアメリカも、研究においてそれぞれのよさがあります。今回アメリカのラボを訪問して、上で述べたような日本とアメリカの共通点や相違点を実感することができました。それぞれの個性を知ることができ、今後留学等を検討する上で参考にできるのではないかと思います。
今回の短期留学を通して、多くの方との出会いがあり、様々な点で自分を見つめ直すことができました。多くの方からアドバイスをいただくことで、自分は今後どのようなことをしていきたいのか、自分に足りないものは何か、先の見通しが立っていない今、自分ができることは何か、漠然とですが、その手がかりをつかむことができたと思っています。2年生の夏、留学にとても興味があり行きたいと思っていたラボはありましたが、そのラボへのつてがなかったため、自らアポイントのメールを送りました。当初は学生の自分が留学の許可を頂けるなど想像もしていませんでしたが、本当にいきたかったラボから留学の許可を頂けたときには本当に嬉しかったです。留学への自分の意識・関心もさらに高まり、留学のタイミングに関してもある程度考えを固めることができたのではないかと思います。
すごく短い期間でしたが、文章には書きつくすことができないくらい多くを学ぶことのできた短期留学でした。今回学んだことを、今後に活かしていきたいと思っています。
最後になりますが、今回の留学を支援して下さったリエゾンアカデミーに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

短期留学 2014年3月8日〜13日


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